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小野空女 陶展「京薩摩・華薩摩」
ならまち ギヤラリーたちばなでは、4月27日(土)~5月12日
(日)まで、小野
京のみやこで培われた伝統の色絵細描。 幕末に輸出工芸品としてもてはやされた薩摩手*を今に伝える華麗な筆使いを陶器、また磁器の上に展開します。
空女さんの薩摩手は、緻密で絢爛たる花や蝶などが、青海波、七宝繋ぎ、紗綾形といった伝統小紋を背景に描かれて、近くで見るとここまで精密に描くことが出来るのかと思うほど。うつわを少し離して観ると伝統文様の細かさが、全体の背景となってうつわの中に溶け込んでいます。
* 薩摩手:
伝統的には、陶器の上に描かれるのが「京薩摩」。小野空女さん考案の「華薩摩」は、磁器の上に展開される細描金襴手です。磁器への細描は、陶器に比して難度が高いとされています。
・小野 空女(おの くうにょ):略歴
1955 京都生まれ
清水焼窯元にて染付絵付に約二十年たずさわる。
2000 陶芸作家活動を開始、赤絵細描や京薩摩にあこがれ、上絵付の色絵細描の作品を手がける。
2011 NHK BS「美の壺」に出演
※ 数少ない「薩摩手」を継承、発展させている細描上絵付けの名手
時 期:2013年4月27日(土)~2013年5月12日(日)
開廊時間:11:00~18:00 (但し最終日は16:00まで)
休 廊:水曜日
作家在廊日:4月28日(日)、5月12日(日)
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問い合わせ先:たちばなまで
奈良市 西寺 林 町18-1
PHONE/FAX:0742-31-6439
ホームページ: http://www.naramachitachibana.com/
E-メール:etachibana@leto.eonet.ne.jp