もちいどの商店街の途中から大宿所をみた写真です。
毎年奈良の冬の風物詩である「若宮おんまつり」。15日にはここ「大宿所」では「大宿所祭」というお祭りがあり、”御湯立”という行事が行われます。大宿所とはおん祭りを奉仕されるお侍さんが泊まるところです。「御湯立」とは、巫女さんが笹の葉っぱでお湯をふりそそぎ鈴を鳴らしておはらいをする行事で、これには赤ちゃんが無事生まれるようにお祈りする人たちがたくさんこられるそうです。当日は、「のっぺ汁」のふるまいがあります。
お渡り式で町を歩く時代装束の人たち
17日には若宮おん祭りのメインとも言える「お渡り式」です。正午から時代装束の人々や巫女さん、お稚児さんなどが行列して街を歩きます。いろいろな時代の衣装を着た人々で、大変街は華やかです。春日大社へ戻ってくると、「影向の松」という松の木の前で、「流鏑馬」や「競馬」など、いろんな芸が行われます。
奈良に新しい年が訪れました。これは西寺林町商店街にある呉服屋「淀屋」さんの新春のポスターです。古い街なみの雰囲気にとてもあっています。